ブラックやミッドナイトブルーの正式なタキシードとは違って、少々遊びゴコロのある礼装を“ファンシータキシード”とか言います。

とある会場で司会を務められるF様のオーダーです。

同じ柄&素材でブラックもありかなりお悩みのようでしたがこの↓ホワイト+シルク混を、チョイス!

このゴージャス感仕上がりが楽しみで~す。


シルク混紡率が上がるほど生地はどんどんデリケートになっていきます。ファクトリーの腕の見せ所です!



一見、シアサッカーやコードレーンはカジュアル(オフ)オンリーに見えますが、昨今は「ビジネスでも着れるカジュアルジャケット」的、位置づけではないでしょうか・・・

SUIT110的にクールヴィズ(ノーターイシャツ姿)より失礼ではないと思うのですが・・・


↑収縮度の異なる経糸と横糸で織ることでストライプ(チェック)状の柄にシボを走らせたのがこのシアサッカー、コードレーンと共に夏の定番生地です。この素材に合わせるタイはニットタイが基本ですね。



いかにも涼しそう、ザクっとした独特の織り感が、見た目“リネン(麻)”と思わせる、カノニコのジャケ生地。

実はウール100%なんです!

で、ウールだとナニがいいかと申しますと、シワを気にせずビジネスでもちゃんとイケちゃうです!

リネンのジャケに見える「清涼感」とウールのもつ「キチンと感」が同居したような・・・


↑こんなストライクゾーンの広いクロスは是非、ネイビーから!!蝶貝(釦)がイイです(←オプション)ちなみにジャケ生地でご紹介してますがもちろん上下(スーツ)のオーダーもオーケーです。


「梅雨明けた!?」ってなカンジでここ数日で気温は30度超えが続くなかさすがにシャツ姿をたくさん見かけますね。

な~んかものたりない・・そこでカフスとかどーでしょう。普段と一見変わりなくこっそりアクセント!

ましてやノータイならなおさら加えてみたい小物じゃないですか?


左:ランダムに散りばめたブルーの石を印象的。コストパフォーマンスもマルです!(エリザベスパーカー)\9,800 右:パープルの細かな格子状のグラデージョンが上品!(タテオシアン)\16,500-


今日の北九州市は不快指数75%らしいです・・

本格的な夏がくれば、不快指数は常に“レッドゾーン振り切れ”で考えるだけでもツライです。

ってコトで、リネン(麻)シャツで少しでも快適に乗り越えましょ~。

リネン=オフorリゾート仕様って、思われがちですが↓タイドアップもちゃんとできる襟元ならビジネスでも十分可能なハズですが・・・



↑襟台付でオン・オフで活躍間違いなし!? ビジネスシーンではクールな印象、オフではセクシぃ~です!

柔らかな光沢感とシャリ感の上質リネンクは1908年創業、伊・BREMBANA[ブレンバーナ]社製。アルマーニやドルガバなど大手メゾンなどにも供給するシャツ生地メーカーです


↑クールビズ(ヴィズ?)ようはノータイの時は、こんなカンジでカラーキーパー(ステイ)外すと、襟のロールが自然でよろしいデス。もち糊付無しですよん!

「そんなの知ってるよぉ~」って言われちゃいそうですが、念のため・・・・ちなみにわたしはタイドアップ時もカラーキーパー外してます