夏は目の前ですが、一足先に新作の秋冬生地の打ち合わせです。


英国服地マーチャント、ハリソンズの"クリュ・クラッセ"新作コレクション




コチラはハリス・ツイード新作コレクション。都会的な鮮やかなカラーが多数！



ちなみのこの本おススメです。
長谷川喜美さん著の「ハリスツイードとアランセーター ものづくりの伝説が生きる島」これ一冊でハリス・ツイードの全てがわかります。

SUIT110で取り扱っております、老舗の靴ファクトリー「宮城興業株式会社」様の素敵な動画です。



真剣な眼差しで仕事に向かう光景は画になります。
私は職人ではありませんが日本のみならず世界各国のイイモノを的確に皆様にお伝えするのが私の使命だと思っております。

fresco（フレスコ）＝poral（ポーラ）とは強撚糸を使用したざっくりとした多孔性の平織の織物。

ゆえに風通しがよくてシワにもなりにくい“夏スーツ”の定番素材です。

裏地や芯地など極力省いたアンコン仕立てでさらにクールに過ごしてください。


＜ Eldon ＞
・made in ENGLAND
・100% WOOL
・240gms

ホワイトベースに旬の大柄チェックをフォーマルにコーディネイト。

披露宴にご着用とのことでオーダー頂きました。

昨今のコテコテぴかぴかフロッグコート（みたいな）の貸衣装より断然素敵です！


ジャケットは“TALLIA社”のリネン混のジャケット。ウールパンツでオンはもちろんコットンパンツやハーフパンツにチェンジすればオフでも使えます。


ベストも裏地は個性を入れつつグレイのモヘア混をお選びいただくことで、お手持ちの２ピーススーツと手軽にコーディが可能です。


そしてパンツはブラック。後から共生地でジャケットをオーダーすればフォーマルで着用できる。。というようにせっかくオーダーするなら披露宴だけではなく、今後も楽しくコーディネイトできるようにご提案いたします。

総生産量はカシミアの約１％程度（カシミアは２０万トン）
希少種ミニチュアシープから極少量しか採取されない高級ウールです。

その上質な肌触りゆえに中世スペイン王族が独占していました。繁殖力の弱いミニチュアシープは一時絶滅したと思われましたが、１９世紀ごろ発見され繁殖され今にいたりますが生産量はごくわずかで最近まではブリオーニとシャネルの２社のみが独占してまいました。

カシミヤ並みに極細で肌触りがよく、やわらかいのにハリとコシがあるエスコリアルウールの極上の肌触りを是非、ご体感ください。



●ESCORIAL WOOL （エスコリアル・ウール）
１１世紀、北アフリカモロッコのアトラス山脈にいた羊がスペインに送られ、１６世紀にはマドリッド北西にあるEL ESCORIAL（エスコリアル）修道院で王室専用に飼育されていたのが名前の由来にです。
その後、ナポレオンのスペイン侵攻によってこの羊は消滅したかに思われましたが、それ以前の１７６５年にドイツのサクソニーの選帝候に贈られており、奇跡的に子孫が残っていました。その子孫約１００頭が１９世紀初めにタスマニアに移され、現在まで純血種が生き残っています。

小さい＝普通の羊の約1/3～半分程度の大きさ故に出生率は年１頭の母羊から0.6頭と繁殖能力は低い。さらに原毛はカシミアの半分の軽さで収穫量は非常に少なく、年間８０～１００トンとカシミアの１％にも満たない非常に希少な繊維なのです。

＜ ESCORIAL WOOL / Reid＆Taylor ＞
・made in SCOTLAND
・pure escorial
・290gms