畳の部屋2部屋を洋間に変更する工事がようやく完了しました。

写真は以前からあったお気に入りの波ガラスの建具を一枚だけ雰囲気作りに設置して(戻して)もらっているところです。

年明けは多面積塗装が待ってます(せっかくの無垢材ですが白に)。
コンパネ(何か普通のコンパネではないらしい)を張って今日の作業は終了。

墨付けしてあるところは下地材のあるところで空気銃みたいなもので釘を打っていた。

右端にある無垢板を使う。

無垢板と化粧板では無垢板の方がだんぜん長持ちするらしい。


今日来た大工さんは、昔(15年前くらい)炭鉱の地盤落下防止の仕事をしていたそうだ(昔は鉄筋ではなく木材で坑道を支えていたらしい)。

長崎の炭鉱(海の下)で仕事をしていた時、排水の機械が壊れて海水が迫ってきたらしい。

自動で隔壁がしまって奥の高くなってるところに逃げて、エアーもこずガス爆発防止で電気も付けられずまっくらの中2日間も閉じ込められて死ぬかと思ったそうだ。

なんとか排水の機械も復旧し無事救出されたが、その後その炭鉱は海水の浸水で600人!くらい亡くなられて廃鉱になったらしい。

昔の話は恐ろしい。
3センチ厚くらいの断熱材を木と木の間にただきゅきゅっとはめ込む。

あとで下にもぐってコンパネに何かで固定するらしい。

窓を複層化しないと、床だけ断熱材を入れてもあまり効果がないとのこと。

床も2重化して空気層を設けないと結露でいたみやすいらしい。

断熱材を入れて高気密・高断熱にするよりは、入っていないような古い家の方が、健康と家には良いらしい。

結局どちらがエコなんだろう・・・
あっという間にここまで出来上がった。

最近は釘ではなくて専用のネジ?で固定するらしい。
束石(つかいし)が酸化しているところを、古いのを撤去して新設。

通常は束石の下に砂利をひいたりするらしいが、既設の束跡?の上に置いていた。