伝統の超低速織機“ションヘル”でじっくり織り上げた、葛利毛織の“Dominx”コレクションが入荷しました。
大正元年創業の葛利毛織は昭和6年から麻や綿に代わり毛織物を手掛け、当時からドイツ製ションへル織機を使用しています。現在では殆どの織機工場がレピアやエアジェットなどの高速織機を導入し、生産コストの削減に勇往邁進するなか、葛利毛織工業がションヘルにこだわる理由は、今では低速に属するこの織機は繊維を傷めることが少なく、優しく織り上げていく織機の各部品それぞれが職人の手のような役割をこなしていきます。糸の張りも緩く遊びがある分手触りも柔らかく、その風合いの良さと着心地のよいスーツ地を織り出します。
その中でもハリと艶がとても魅力的なモヘアブレンドのクロスはオススメです。大手ブランドなどのOEM生産も手がける日本屈指の毛織ブランドを是非お試し下さい。