10月26日 漢方勉強会




久々のブログです。
そして、久々の勉強会の様子です。

今回の勉強会では、当帰芍薬散の「煎薬」と「散薬」を作りました。
当帰芍薬散はブクリョウ・ビャクジュツ・トウキ・タクシャ・センキュウ・シャクヤクの生薬から構成されています。
「煎薬」は刻みの生薬をそれぞれ量り袋に詰め、「散剤」は粉末状のものをそれぞれ量り薬包紙で一つ一つ折っていきました。
(普段は分包機で簡単にできるので、改めて手折りをすると時間がかかるものです(@_@;))

実際に作った「煎薬」を飲んでみると、体が温まるように感じました。

当帰芍薬散の効果は・・・
比較的体力が乏しく、冷え性で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ
と言われています。


今回は一処方のみを作りました。
普段は何処方、何十種類もの生薬を選び、組み合わせ、その方にあったお薬を作っているので、一処方を作るのはとても新鮮でした!!

他の薬剤師の大先輩方とコミュニケーションをとりながらの作業は、大学時代の実習を思い出しました。

講義よりも、作業の方が私は楽しいです♪


朝晩の寒暖差がありますので風邪などひかれないように、体調を管理をなさってくださいね☆